Monday, May 16, 2005

1人でおつかい:サルツブルグ編①

現在の気分:★★★☆☆(体調悪化。。。)
現在の音楽:The Chemical Brothers<Hit Collection>Lost in the K-hole
最近見た映画:アルマゲドン(テレビでご鑑賞)→評価☆☆☆☆☆(0/5)


金曜日に思い立って、土曜日に1人で日帰り旅行に行くことにしました。
アレちゃんは大仕事の準備で、土・日・月(祝日)の三連休は家で資料整理と勉強に追われる身。1人旅の緊張感とドイツ語鍛錬の為、EC列車で2時間のサルツブルグに行くことにしました。旅行ガイドで一日のプランを計画していたら、あっという間にサルツブルグ到着。

ま ずは駅構内インフォメーションで地図をもらい、サルツブルグカードなるものを19ユーロで購入。有効期限24時間で、市内の観光スポットの入場料及び公共交通機関等 がこれ一枚で全部フリーパスです。見た目は銀行カード同様ICチップが入っており、各施設に設置されているカードリーダーで読み取る。さすが観光立国。かなり便利でした。

写真手前はきれいなお庭、その先に旧市街、そのまた先、小さく写ってるのがホーエンサルツブルグ城。このお城目指して、15分程歩く。



見ての通り、絶好の曇天、一人旅日和です。Tシャツにジャケットを着ていったけど、どさむい。観 光客で賑わう街をふらふら歩いく。城は街を見下ろすように小高い丘の上にあり、急坂を徒歩でいく コース(15分くらい)とケーブルカーで3分で行くコースがあり、ケーブルカーの前に恰幅の良いアメリカ人中高年の行列が。健康作りのために歩いて登りなさい!とは言ってないけど、かなりそう思った。

ぼちぼち登って、城の中へ。中はひんやり涼しい。城というよりは砦で、装飾はほとんど無く、戦闘・防御用に堅固に造られている。数百年にわたって増改築しているのが人目でわかる。

街 の歴史、築城史、城で使われた銀器、家具、武器などの各展示室をスイスイと通り抜ける。インド系の若者たちが菓子食べながら、私を追い越していく。がん ばって読んでいるけど、さすがに疲れてきて展示物流し見するだけになってきた。もう家具や壁の歴史などどうでもいいわと思いつつ、次へ次へ進む。すると急 に人垣が。


拷問部屋資料室、大混雑。


今 までは説明資料なんて読んでる人はほとんどいなかったのに、ここだけみんな食い入るように見てるよ。各拷問器具の横に説明書きがあるのだけど、そこはド イツ語のみ。でも見てると、あんなこと、こんなことに使ったのかしら。。。と想像がふくらみ、やっぱりみんな立ち止まっちゃうんだろうな。タンスや壁はどうでもよくても、痛覚は歴史や人種を超えるらしい。


この旅で、豪華で繊細でメルヘンチック、美の結晶みたいなものにあまり興味がわかないことに気づきました。というより飽きてしまった。それよりも刀や鉄砲傷の残る砦や、岩窟のカタコンベの方がよっぽど想像力が刺激されて楽しかった。

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