Wednesday, March 14, 2007

中国語が好き

現在の気分:★★★★★
現在の音楽:Air<Pocket Symphony>Once Upon a Time
最近読んでいる本:「チェーザレボルジア、あるいは優雅なる冷酷」著:塩野七生

 
 昨日、転職してしまったカロリーナが久しぶりにインスブルクに遊びにきて、二人で前々から話していた中華料理のお店に行った。いつも彼女と行くと、店員さんに中国語でやりとりして、おいしい料理やおすすめ品を聞き出してくれるのだけど、今回のお店の人々は広東語を話すようで、北京語を話すカロリーナと店員さんは意思疎通ができずに、ドイツ語で話してました。

 ちなみにインスブルクには私がいったことがある限りで、9軒の中華料理屋さんがあり、その他に知らないお店がまだまだたくさんある。郡部の小さな村落にも大抵一軒はある。これは日本人がやっている日本料理屋さんがインスブルク、郡部まで含めても一軒しかないのに比べると対照的だ。ちなみに韓国人が経営する韓国/日本料理屋さんは2軒ある。

 話がそれたけど、その中華料理屋さんでトイレにいったら、「洗手間」(トイレ)と書かれてあり、先に進むと男性用と女性用のドアにぶつかる。ドアには「男界」「女界」と書かれていた。
 「女界」という漢字から、ものすごい壮大な世界が広がっているような気がして、ドアノブを回しながら、ちょっとドキドキした。が、昔の小学校のトイレ並みに殺風景なトイレが一個だけ存在した。
 
カロリーナに聞いたら、普通(北京語では)は「男界」「女界」とは書かないそうだ。中国って広いですね。中国語って、あたりまえだけど同じ意味でも日本語とは全く違う漢字を使うし、カタカナなんて無いから、外来語も全て漢字表記だ。以前に中国出店したフランスの大手小売りカルフールも中国では「家楽福」。音も意味もぴったりの漢字を当てるのは大変な作業のような気がする。とくにこんなお店の名前の場合は、しっかり推敲しないとお店のイメージに関わるもんなあ。大体、フランス人の経営者に「こんな漢字当ててみましたけど、どうでしょう?」って聞いても、なかなかイメージに苦しんだんじゃないかしら、と想像する。

 さらに昔、友達と上海のナイトクラブに行ったとき、イギリスのロックバンドの写真に「羊皮革」と印刷されたチラシがあって、なんだろうと考えること3秒程、「ああっ!スウェードかい!!!!!」と気づいた。スウェードが、羊皮革。。。かっこわるう。。。。と思ったけれど、その何者をも飲み込んでしまうような中国語のダイナミックな力に爆笑、いや感銘を受けたことを思いだした。

Tuesday, March 06, 2007

メロンと生ハム

現在の気分:★★★★☆
現在の音楽:なし

 
 めぐちゃんとのミュンヘン、インスブルク旅行、ものすごく楽しかった。大学時代はメグちゃんとはそれほど親しくしてた訳ではないけれど、大学卒業以来5年ぶりに欧州で再会して、こんなに思い出深い旅行ができるというのは、人生不思議なもんですね。。。

 お互いの5年間を埋める話から、大学時代の話まで、最後の最後まで話は尽きなかった。ほんとに不思議だ。めぐちゃん、わざわざ会いにきてくれてありがとう!ほんと楽しかった〜♨

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 ところで、昨日からオーストリアでは「環境保護税」という名目で、飛行機での旅行に課税しようという案がでていて、朝のニュースはこればかりやっていた。例えば、サルツブルグからタイまでの飛行機のチケットが現在の普通の料金+400ユーロが税金として値上げされるという可能性も。日本に飛ぶ場合はもっと飛行時間が長いから、もっと高い?!うげっ
これはまだ政府が議論を始めた段階なので、EU域内飛行のみなのか、はたまた国際線まで課税されるのか、まだ全然わからないけれど、これがほんとになったらとてもおいそれと帰国できなくなる。。。。恐ろしい。だって、400ユーロといえば、6万円?!
 環境は保護されるべきだけど、帰国できなくなるのは非常に困る。こんな税制案は早いうちに叩き潰されちゃえ〜(本音)

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 今夜は、近くのお店でイタリアフェアみたいなのをやっていて、手打ちパスタと生ハムを買った。パスタは2人分で2.50ユーロ、生ハムは5枚スライスしてもらって1ユーロ。パスタはこしがあって美味しかった。そして甘いメロンに巻いて食べる生ハムがまたしても最高です。たまにはこんな贅沢しても良いよねえ。安いしさ。