Saturday, July 21, 2007

ギターが来た

現在の気分:★★★☆☆
現在の音楽:Snow Patrol<Eyes open>Chasing Cars
現在読んでいる本:ローマ人の物語<勝者の混迷/下>塩野七生


 最近は、夏なので、当たり前のように一日中ひっきりなしに大量のお客さんが来る。日本人も含めて。7月からは夏休み中の学生もたくさん臨時アルバイトでいるのだけど、それでも間に合わない程、忙しい。疲れてて、お腹がすいている、もしくは喉が渇いている場合は、ちょっとしたことでいらいらしがちだ。そんな時は時々鏡を見て、目が三角になっていないかどうか確認して、顔面の筋肉をちょっと動かすため、変な顔をして体操する。


 先週から、我が家に、また、がらくたが増えた。
アレックスがギターヒーローⅡを買ったのだ。プレーステーション2対応で、プラスチックのギター型コントローラーを肩から提げ、曲にあわせて偽物ギター上にあるボタンを操作する。私も渋々挑戦してみたけど、20分ほどで秋田。というか飽きた。もう。
 先週彼の誕生日にホームパーティーをやったのだけど、夕方からぼちぼち人が集まり始めて、総勢15人近く集まった。結局朝5時まで人がいたようだが、私は12時に寝た。そしてこういう雑多な(職場関係やら学生時代からの友達やら)人間が集まって、ダラダラ続くパーティーには、こういうゲームが確かに楽しい。任天堂のウィーも相当楽しかった。

かといって、やっぱりこうゲーム機やらソフトやら偽ギターやらがたまると、私としては考えざるを得ない。一体こういうものって、何時間楽しんだら元が取れたと言えるのだろう。買ってすぐは集中的に遊んでも、2ヶ月もするとホコリをかぶり始める。ゲームってそんなものかしら。とにかく、もういらんわあー

 さらに悪いニュースがっ 任天堂ウィー用に、ギターだけではなく、ドラム、ボーカル用カラオケを同時にプレイできるブツが発売されるらしい。ほんとうに、こころから、いらん。とくにドラムとか、いらんわー 勘弁してほしいです。

Tuesday, July 10, 2007

一期一会

現在の気分:★★★★★
現在の音楽:Out of Time<Think Tank>Blur
最近読んでいる本:「ローマ人の物語:ハンニバル戦記(下)」塩野七生


 ここ一ヶ月半、ずっと更新してなかったけれど、単に無精だったことのほかに理由があったことに気づいた。5月後半に一人の日本人女性と知り合った。彼女は一人でインスブルクに着て、花を扱うプロ、フローリストのマイスター資格を一ヶ月がかりで取得するため、この町の専門学校に着ていた。
 ドイツでフローリスト目指して、たった一人で5年間も生きてきた人。それで。変な言い方だけども、私は彼女に夢中★になってしまった。
 時間のある時は、彼女の試験勉強の息抜きに二人で食事に行ったり、飲みに行ったりした。彼女と居ると、まるで日本に居る親友達と居るようにいろんな話ができた。笑いのつぼが同じだったり、映画や音楽やファッションやらセンスが似てたり、というのはどうでもいいようで、実はかなり大事なポイントのような気がする。それは付き合う彼氏を選ぶにも似ていて、ぴたっとハマる友達に出会うというのも、かなり至難の業なのだ。これは大事な友達が近くに居なくなって初めて重くのしかかってくる感覚だ。こっちに来てから、たくさん友達はできたけれども、こういう感覚を持てる人は初めてだった。彼女はズバリ私の好みのタイプだった。
 彼女が試験の準備でやつれ果てている時には、ご飯を作って招待したり、お弁当を作って持って行ったり、自分でも変だと思うくらい、彼女の為に何でもしてあげようと思った。彼女の試験が無事に終わってから、日本に帰国するまではほとんど毎日一緒に過ごした。
 今週の月曜日、遂に彼女は日本に帰国した。やっぱり友達というのはなろうと思ってなれるもんじゃないなあ、と思う。インスブルクのような小さな町に居て、滅多に同じ世代の日本人が居ないから、こんな短い出会いが奇跡のように衝撃的で、スバラシイ思い出になるのか。ミュンヘンのような大都市で日本人がわんさか居るところで出会っていたら、そうでもなかったんだろうか。彼女が言うには、そういう日本人コミュニティーの付き合いも密度が高くて、非常に大変らしい。
 私はとにかく猪突猛進の彼女が大スキである。私は筆無精なので、もし彼女も筆無精だったら、連絡が途切れるかもしれないけど、それはそれで別に構わない。大好きな友達はいつも私の頭の隅っこの方に家があって、そこに住んでいるのだ。とても都合のいいやつだと言われるかもしれないけど、ホントだから仕方ないですね。