Sunday, February 25, 2007

ベネチアで(2)

現在の気分:★★☆☆☆
現在の音楽:Bloc Party The Prayer
最近読んでいる本:「父親達の星条旗」ジェームス・ブラッドリー
最近観た映画:「Flags of our Fathers 父親達の星条旗」


 さっき父親達の星条旗という映画を見てきました。


大抵の映画がドイツ語吹き替えになっているのだけど、幸い今日は吹き替え無しで見ることができた。見た直後に感想をまとめられない質なので、なんとも言えないですけど、戦争映画をみると無性に虚脱感に襲われる。ふう〜(溜息)
 今夜のオスカーで、この映画の日本側から描いた作品「硫黄島からの手紙」がノミネートされていたけど、明日起きたらどうなってるかわかるんだな。とにかくクリント・イーストウッド監督は脱力させる映画をつくるすごい監督だと思う。ミリオンダラーベイビーしかり、ミスティックリバーしかり、今回の硫黄島しかり。


ところでベネチアの仮装カーニバルですが、カーニバルと言っても仮装人たちが行列つくって行進する訳ではなく、気が向いたときに仮装してふら〜と出てくるもののようです。だから雨降りだったり、強風だったりすると、出てこない可能性もあるそうです。気ままな感じです。





 














それで、こうやって優雅に仮装して出てくる人たちは、街に出ると写真を手にした観光客に取り囲まれ、慣れた感じでポーズをとってくれる。そして一言も発しない。写真を撮っている間、仮装をしている人たちは一切、一言も発しなかった。そして淡々とポーズをとる。声をかけると頷くだけ。不思議な雰囲気です。言葉を発しまくっていたのは、下の黒いドレスをきたドラッグクイーン風の2人のみ。彼女達は仮装というよりは「普段よりちょっとハデにしてみた」という感じだった。

3 comments:

Anonymous said...

すごい、感動。みなさん、衣装が凝ってるのねー。あの黒い服で犬を連れてる方、犬まで仮装してるのが、最高。

みんな、手の込んだ衣装ね。リボンのふち飾りとか、宝石みたいなのがついていたり。。。生地も豪華。。。

やはり、喋らないというのは、雰囲気で勝負ということでしょうか。。。。

ははは、あの最後のドラッグクイーン。断然、男だよね。。。。咽喉仏が。。。

Wakako said...
This comment has been removed by the author.
Wakako said...

いや〜、ほんとにすばらしかったです。あの仮装用具どうやって調達してるのか分かりませんが、たくさんの人たちが手作りしてるようです。でも手作りといってもパピエマシェではなく、一分の隙もないような贅沢さです。ワンコはかなりかわいかったです。