Monday, December 05, 2005

ロシアのお金持ち・中国の団体

現在の気分:★★★★★
現在の音楽:Goldfrapp<Felt Mountain>Utopia
最近読んでいる本:スプートニクの恋人 村上春樹:著
今日のニュース(Yahoo!):「今市もイマイチと答弁 陳謝へ


  今日は会社帰りにカフェに寄って、あの甘ったるくてくどいザッハトルテを2切れ買って、夜ご飯の後に食べた。もうこっちの味覚に慣れて来たせいか、平 気で平らげた。初めてオーストリアに来て名物だからと食べさせられた時は、味覚を疑うくらい甘くてくどかった覚えがあるんだけど。慣れって恐ろしいです ね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここ一週間でロシア語ネイティブの同僚が二人も入った。二人ともロシア美人。背がすらりと高くて、手足が細長く、長い髪がよく似合っていて、透き通るように色白。話しつつも見とれてしまうです。はい。

しかしまた何故ロシア人を二人同時に入れたのか。
前々から話は聞いてたんだけど、ロシア人は冬場に観光客がたくさん来るらしいのだ。もともとスイスやオーストリアのスノーリゾートは欧州のお金持ちが集まる場所だけど、その中でもどうやらロシア系のニューリッチが増えてるそうな。

今 年の冬はロシアからチロル州へのチャーター直行便が百何十機も予定されてるという噂。彼らのお金の使い方は半端でないらしく、会社としても力を入れるよ うだ。今日はウクライナの小金持がやって来て、花瓶やらアクセサリー等々合計で1000ユーロ(15万円くらい)使って行った。そう、が んばってなんとか1000ユーロ!という雰囲気では全然なくて、それこそ「ぽんっ」と買って行った。。。。


なんだこれ。こういうことか。


そして中国人も来た。例のごとく凄い団体で。
中国人のお客さんは、私を見ると大抵が「同胞だ!」と思うらしく、もの凄い勢いで私をどつきつつ矢のような質問を浴びせる。何も応えられない私に、一人の眼光鋭い男性が、「あーゆーじゃぱにず?」と聞くので、引き攣った笑顔で「は、はい」と応える。

韓国はまだしも、中国のお客さんに対して「日本人です」と応えるのに、最近微妙に抵抗を感じる。できるならば、あまり正体を明かしたく無いなあと思っている。

その人はにこりともせずに、私の顔をじっと見てまた買い物に戻って行った。最後にその人が免税書類を書くのを手伝っていたら、彼らが南京から来ていることが判明。一瞬、凍った。同時に、なんとなく彼が私を見た目つきを思いだして、なるほどなとも思った。
単なる思い込み。でもあの目付きはやっぱり、毎度毎度、キツい。

2 comments:

Marinka_ilmondo said...

私も同じことを感じる1人です。
以前、旅先でお話をした中国の女性も私が日本人だと話すと、会話を止めたかと思うと「ah-, you are japanese. japanese. hah」と言われました。
ちょうど教科書問題で中国の反日デモが盛り上がっていたときで、すっごい気まずい雰囲気に…でも私たちの世代がこんなんじゃ、何にも変わんないじゃん!と思うばかりです。

最近のロシアはますます貧富の差が拡大しているんですね…。お金持ちの中身がそんなに違うんですね。
そう言えば、アメリカの大学に留学してたロシア人もみんな「超」リッチだったな…

wakakoさん、頑張れ〜!

Anonymous said...

お疲れ様。
何で白人から受ける差別意識よりも
同じ黄色人種から受けるそれのほうが
気まずいんだろうね。。。
とりあえずあんまり気にしないで
がんばれー。