Tuesday, December 06, 2005

娯楽メディアの浸透率

現在の気分:★★★★★
現在の音楽:Robbie Williams
最近見た映画:Love Actually
今日のニュース(Yahoo!):「台湾選挙で写真無断使用」紀香さんらが法的措置検討」


 当選した市長さんの選挙用パンフに、藤原紀香さんや稲森いづみさんの写真が勝手に使われて、勝手に使われた本人達が怒っているという内容。一体、どんな文脈で、どんな意図をもって写真が使われたのかわからないけど、この二人は台湾ではとても有名だってことですよね?

台 湾人の同僚が3人いる。知っている日本語で話しかけてくれる。「おはようございます」とか、「これおいしいですね〜」とか「大丈夫、大丈夫」とか。。。 かなりこなれた感じの発音で最初は驚いた。一番仲良くなった台湾人の同僚からDVDを借りた。日本のドラマシリーズを全部収録したものが一セットになって いて、日本語のまま中国語のサブタイトルが流れるもの。「マザー&ラバー」、「ランチの女王」などなど。

 日本で大ヒットした韓国ドラマ をNHKでみつつ、信じられない程クサイ台詞やあり得ない展開に、毎度毎度吹き出してたものですが、改めて日本のドラマを 見て、そのクサさやあり得なさにしょっちゅう身震いしました。韓流ドラマ、笑ってごめんね。日本のドラマも相当寒かったよ。

台湾ではこう いう日本やアメリカ のドラマやアニメ・音楽が、吹き替え無しの中国 語サブタイトルでかなりたくさん流れているそう。彼女とは英語で話していることを除けば、まるで日本人と話しているように芸能人の名前や昔のアニメなんか をよく 知っている。彼女はバラエティー番組「学校へ行こう!」「TVチャンピオン」が好きなんだそうである。

だから日本の芸能人の写真が、何の脈絡も無く選挙活動に使われちゃうんだな〜 というオチでした。。。

TVメディアの浸透率で対日印象が変化しそうですね。アニメ>ドラマ>バラエティーの順を追ってメディアによる日本文化浸透(洗脳?)率がはかれそうです。バラエティーまで受け入れてるというのは凄いと思います。

2 comments:

Marinka_ilmondo said...

日本のバラエティーが放送されるとは、びっくりですね。
どんな風に訳されるのかな。

「マンガ」はどんな国に行っても必ずと言っていいほど、現地の言葉に訳されて放映されていますが…。

韓国も最近までは日本文化の氾濫を恐れて、法律で音楽、映画、テレビ番組、マンガ、車などの輸入を禁止していましたが、あっというまにSMAPの稲垣君が韓国進出したり…と時代も変わりましたね。
そう考えると、韓国、台湾をはじめ他のアジア諸国とも文化交流がすすんでいる…といえますでしょうか…。

ちなみに我が家の大黒柱はイタリアで放映された「キャプテン翼」の大ファンです。

Kaolu said...

へぇーーそのニュースは知らんかった。
日本メディアの浸透は文化交流において良くも悪くもかなり大きな役割を果たしている感じですね。
ここで知りあった韓国人の若者はXーJAPANのなんとかという曲を日本語で熱唱してくれました。
ドイツでも毎日のように、日本のアニメが放映されてるし。
私が教えていた日本語クラスの学生の中には、まさしく日本アニメから日本文化に興味を持った子達が沢山いました。
アニメの影響あなどれない・・・。