Tuesday, December 19, 2006

目上の人はうやまいましょう

現在の気分:★★★★★
現在の音楽:Muse Knights of Cydnia
最近読んでいる本:プラダを着た悪魔(上)
今日のニュース(Yahoo!):「給食のパンがノロ感染源 秋田


 もうすぐ日本に帰国します。しかも一人で。食い道楽を楽しみに帰ろうと思っていた矢先、父から恐ろしいメールが。人が大勢居る場所ではウガイ、手洗いはもちろん、できればマスクもつけてこいとのこと。マジで。ノロウィルスってそんなに繁殖してんですか?
恐ろしい。

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 ところで香港に行っていたアレックスは無事に帰国してます。初の中国でいろいろ驚くことはたくさんあったようですが、私が面白いなと思ったのは、対人コミュニケーションのネタでしょうか。会合には中国人学生もたくさん居て、ある優秀な女子学生とその場に居た彼女の恩師のドイツ人教授が一緒に記念写真を撮ることになった。彼女はそそくさと自分の席を立ち上がって、教授の座っている横に礼儀正しくちょこんと並んで立った。

 日本でも学生と教授が一緒に写真を撮るとすれば、ごく普通に想像できる状況だと思うんですが、ドイツ人教授は照れながら恐縮し、「いいから、座って座って」と女子学生に促す。アレックス曰く、オーストリアではすでに目上の人(教師とか上司とか年上の人)に対して、もちろん言語的には丁寧に話しはするけれども、中国人学生がしたように身体的な振る舞いによって敬意を表したりすることは滅多に無い、らしい。アレックス曰く、欧州では目上の人間を敬うという文化はかなり希薄になっていて、アジアではまだそれがはっきりと残っているんじゃないと感じたらしい。

 よく言えば、こっちの職場での言語的・身体的コミュニケーションは、日本のそれよりも随分とリラックスしている、またはユルい。私はまだこっち側のユルさに馴染めず、ついついピシッと立ったり、お辞儀してしまいそうになる。それはそれで礼儀正しい印象でよろしいんですが、やっぱ変ですね。

ちなみにお年寄りを敬わない馬鹿は痛い目にあうという例はこちら
ばあさん、ものすごい強いです。

2 comments:

Anonymous said...

うんうん、ってうなずきながら読みましたよ。
私も99.9%西洋人の中で仕事しているので、自分がアジア人として存在している価値を認識させられます。
目上の人をうやまうってとっても大切。でも目上…と言われる人たちも敬われるような人たちであってほしい…かも。

Kaolu said...

明けましておめでとうございます!!!
今年もどうぞよろしくお願いします♪
wakakoさんも日本でお正月を堪能しているのでしょうか。それとももうオーストリア?
ノロウィルスまではいってないようですが、風邪欠席者が多数出て忘年会が2つ中止になるほど、風邪はやってました。

今年も体に気をつけてほどほどにがんばりましょう。